近年、介護職員の人材不足の問題が顕著になってきています。
やはり、介護職というと「きつい」「給料が少ない」などのマイナスイメージがつきまといがちです。私もそう思っていました。
ですが、実際に介護職員さんと接していくなかで感じたのは、介護職は職場環境や人間関係がいい職場であれば、情熱を持って取り組める素晴らしい仕事だということです。
介護保険担当部署に着任したとき、介護職に対してネガティブなイメージしかなかった。
私は以前、地方公務員として役所に勤務していました。
介護保険担当部署への異動が決まったとき、私は介護保険制度のことも、介護施設のことなんて何も知りませんでした。「特別養護老人ホーム」という言葉を聞いたことがあるくらいで、「特別養護老人ホームって、何が特別なんだろう?」と思っていたほどでした。
介護職に対するイメージも、ネガティブなイメージしかありませんでした。
「介護職=激務のわりに給料が安い」といった感じです。
施設の職員さんと接していくにつれて、ネガティブなイメージは払しょくされていった。
ですが、介護保険担当部署に着任し、実際に施設に出向いたり、役所に来られる介護施設で働く職員さんと接していくうちに、介護に対するマイナスイメージはなくなっていきました。
確かに、介護職は夜勤もあって勤務が不規則な割に給与は高くないのは事実かもしれません。
ですが、介護職員の方々は、職員さんそれぞれに介護や利用者に対する考えや思いがあり、仕事に対する熱い情熱があるのです。
他の仕事にも同じようなことが言えるかもしれませんが、世間で「介護職員は薄給だ」と言われようと、そんなことを上回る想いがあって、熱心に介護という仕事に取り組む、プロフェッショナルを何人も私は見てきました。
職員一人ひとりに仕事に対する想いがあって、それをきちんと尊重してもらえる。
職員同士の人間関係がよくて、仕事に集中できる。
仕事や人間関係で悩みがあれば、きちんと相談できる。
そんな職場のなかで、楽しくやりがいを持って介護という仕事ができるのです。
介護に対する想いを持っていても、職場環境や人間関係でいとも簡単に崩れてしまう。
ですが、そんな仕事に対する情熱を持っていても、イキイキと仕事ができない職員さんを見てきたのも事実です。
私が当時在籍していた介護保険担当部署は、介護施設の利用者家族からの苦情などを受け付けていたのですが、他にも職員からの内部通報なども受け付けていました。
利用者のケアに関すること、ケアプランに関すること…いろいろありましたが、結構多かったのが過度な残業や上司によるパワハラといった、職場環境や人間関係に関することです。
せっかく熱い思いを持って入職したのに、どんどん精神を病んでしまって退職してしまうということを、私は何度も聞いてきました。そして、そういう話を聞く施設は、結構偏っているのです。
実際にその施設に行ってみると、現場の雰囲気が悪い印象を受けることが多いです。職員さん同士の言葉遣いを聞けば、何となく察知します。上司の口調が高圧的だったり、同僚同士でも言い方が乱暴だったりするのです。
職員の退職も多い→職員のスキルが身につかない→利用者のケアの質が落ちる→苦情が増える…という悪循環に陥ってしまいます。
就職・転職するなら、働く環境や人間関係がいい職場で働きたい!
このように、仕事に対する熱い思いを持っていても、働く環境や人間関係が悪ければ仕事に対するモチベーションは落ちてしまいます。そのまま続けていけば、精神的に病んでしまって、退職せざるを得なくなります。
介護業界での転職を考えている皆さまのなかには「自分の介護に対する熱い思いを生かせる、環境のいい職場に行きたい!」「もう人間関係で悩みたくない!」と思っている人も多いのではないでしょうか。
そんな介護業界への就職・転職で失敗したくない人にオススメの転職支援サービスが「ハートフル介護士」です。
こちらの会社では、専門のコーディネーターが実際に施設に出向き、施設長の人柄や職場の雰囲気を確かめて、良い職場環境の施設を厳選して案内しています。
ですので「ハートフル介護士」の転職支援サービスは、職場環境や人間関係で失敗したくない人にとってはうってつけの転職支援サービスだと私は思っています。
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いかがでしたでしょうか?仕事選びは、今後の生活や人生を左右する重大なものです。だからこそ、介護に対する情熱を絶やさないよう、職場環境や人間関係が良くて長く勤められる職場を選んでいきましょう!